※元ネタ自体は、完全にNeonさんのものです。 似たようなものをCAD練習がてら自作してみたいというのが本件の趣旨です。

反射望遠鏡”スカエク”のフォーカス調整ノブは直径30mmですが、なかなかにピント合わせがシビアです。このノブを大きくすることで、微調整を可能にする算段です。

■想定手順
・円筒を2つ作る
・つなげる。
・大きい方には滑り止めのような溝を付ける。

コツコツと進めるために、Youtubeの”やのすけ”さんの動画を見ていたのですが、今やりたいことと解説されていることがリンクしないので、もどかしい!!

ということで、勢いで適当に思いつくままに作ってみることにしました。

・円筒を2つ作る。 → 難しそうなので、断面を回転させて立体化させる。
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あとはこれを回転させると・・・
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 あっという間に、それっぽいものができました。

 ※無駄に肉厚だったので少し肉を削りました。
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 で、本当は太い方の円筒に滑り止めを付けたいのですが、ちょっと難しそう。。。
 (とりあえずツルツルで作ってみて、必要に応じてレベルアップすれば良いか・・)

あと、作ってみて気づいたのですが、この形状を3Dプリンターで下から積み重ねて作っていくと、径が太くなる所が宙に浮いているので、上手く作れないのでは??
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 ↑
 スライサー上でも、何かまずそうな赤色表示が出ております。

と思ったら、どうやらソフト側で勝手に忖度してくれて、土台をプリントするように自動的にやってくれるようです。いや~賢い!

というか、プレビュー機能で1層ずつどうやって作っていくか見れる事に、今更気づきました。
いやこれ、めっちゃ面白いです。

1層目~
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 本体の緑色とは別に、土台専用の青色の枠が作られています。

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 ↑
 土台が終わると、太い方の円筒が作られていき・・

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完成します!

あれ? これは実は上下逆にして作ったほうが、余計なサポート材を印刷しなくて済むのかな?
でも結局土台内側にサポート材が形成されるだけな気もします。


 やっぱり思ったとおりでした。上下反転しても、サポート材は大量に消費されるようです。


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最初の向きのほうが、5分ぐらいプリント時間が短かかったので、そのままにしておきます。
(しかしこれでも1時間半かかるのはしんどいな・・)

ちょっと御託が長引いたので、とりあえず(※)実際に作ってみます!
※自分のブログには、「とりあえず」とか「適当に」等の言葉の出現頻度が高いような気がしてきました。。

■結果:
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ひっくり返して裏側から見た所

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中心の本体を囲むように、「サポート材」が構築されていることがわかります。

最初、このサポート材を外すのに難儀しました。
最悪、これつけっぱなしでも運用できるから良いかなぁ~と諦めかけてたら、意外とポロッと取れました!(力入れ過ぎて細い方の円筒ごとポキっといくことを恐れていたので、力を入れづらかったです。)

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 ↑
 何か当初のつなぎ目より滑らかに欠ける気がしますが、それは贅沢というものでしょう。

★早速、スカエクに取り付けてみます!
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 おぉ~ピッタリやぁ~!!

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 微調整しやすくなった”気がする”~

 これとバーティノフマスクを組み合わせて、ピント微調整しまくりますよぉ~~!!

(時効警察の、「これで**さんをゆすりますよぉ~」のトーンで再生されたし)

で、次晴れるのはいつかな?


※中身はスカスカです。まぁ握力50kgとかでこれを掴むことは無いでしょう。。
 (汚くてスイマセン。)
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