なにげにスカエク使いこなしの一環として、既存フォーカサーを3Dプリンターで自作したものに置き換え、更にモーター電動化までやってたのですがブログに書けてなかったので、まとめてみます。

といっても全ての内容を1回の記事にするのはボリュームがとんでもないことになりそうなので、今回はまず全体概要とさせていただきます。

・全体像:
 上から順に、自作フォーカサー → レゴ製のギア群 → タミヤモーター →長い配線と来て・・・
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 配線はここの緑、白ワイヤ越しに、ラジコン受信部&モーター駆動回路に接続
 ↓
 更にUSB 5Vを3Vに変換する3端子レギュレーターを経由してUSBケーブル
 ↓
 USBハブから電源給電しています。
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これを、先のラジコン受信回路とセットで入手した、ラジコン送信コントローラー(非常にちゃちい)で動かしています。(左の十字キーを上下に動かすと、フォーカサーが前後に駆動)
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・もう少し各部を拡大してみます。

・フォーカサー:ラックアンドピニオン式です。3Dプリンターで作るのに結構苦労しましたが、Fusion360の製図作業はやってるうちに楽しくなってきて、最後の方は夢中でやってました。
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 見様見真似でギアにグリス(サラサラでなくねばっとしたもの)を塗ってますが、動きが渋い!
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 ドローチューブも自作できるので、鏡筒内に飛び出しすぎないように適当に短くしてます。
 短すぎるとドローチューブがグラグラと揺れるので、ちょうどよいところが難しい。
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・レゴ製のギア群:

 フォーカサーのギアをレゴの大きいギアに変換、更にトルク比?を稼ぐために同じくレゴ製の小さいギアを入れて、それを3Dプリンターで自作したカプラ?越しにタミヤモーターにつないでます。

 ギアを固定するのは同じくレゴパーツで形成してて、これはギアの規格とレゴの規格が同じなので非常に楽ちんです。(何ならテープやら接着剤やらで補強して、鏡筒もレゴで作ったろかと思うぐらい。。 いや、レゴランドのレゴも結構屈強そうやし。。)
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・タミヤモーター:
ギア比を任意に変換できる組み立て式モーターを使っています。回転比をゆっくりできたほうが、重いフォーカサーも動かせそうなので、なるべくゆっくり回せるギア比を設定できるものを選びました。
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・ラジコン受信部&モーター駆動回路&電源変換回路:

 左側に持ち上がってる基板が、ラジコン受信&モーター駆動回路が載っているものです。
 (もちろん自作でなく、Amazonで買った状態でコレでした。。)

 右下に隠れている基板は自作したもので、USBの5Vを3.3Vに変換するための回路です。
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 左側の緑&白ケーブルが望遠鏡のモーターに繋がっており、右にピョロっと伸びているUSBケーブルが、この基板セットとUSBハブをつないでます。
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 当初は単3乾電池2本で3Vを作って、左のラジコン受信基板に電源供給していたのですが、電源切り忘れて一晩で乾電池を無駄にしたり、節電するためにフォーカス合わせ直したいなー、と思ったときに都度電源を入れに行かないといけないのが非効率だったので、USBで電源供給できるようにしました。


という感じで、全体像は以上です。

次回以降、各部詳細をまとめていければと思います。
(記憶が残っているか、不安になってきた。。)