AliExpressで起きたASI120MM-mini2重買い事件後、自分としてはASI120MM-mini=ガイド鏡という発想しかなく、EvoGuide-50EDとMak90の2つの鏡筒にそれぞれASI120MM-miniを搭載し、ガイド鏡載せ替えなくても鏡筒切り替えができる!便利~と自分に言い聞かせる日々が続きました。
そんな折、UTOさんからのコメントにて「モノクロカメラとしてIR撮影とかしてみたら?」という、ASI120MM-miniを撮影用モノクロカメラとして活用するという提案をいただいたので、早速やってみることにしました。

そういえば、ASI224MC+IR640で撮影する銀河は何か今ひとつ解像感が足りなかったんだよなぁ~と後付感満載の正当化もありつつ、ASI120MM-miniで130万画素をフルに活用しながらIR640で赤外撮影したら面白そう、というか同一条件でRGB→モノクロのベイヤパターン違いによる絵の見え方を実験してみたい、というモチベーションが湧いてきたのでした。

■ガイドカメラ2台体制や!と息巻いていた頃のご様子
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■今の様子:これはこれで、ASI120MM-miniが2つ刺さっている光景はなかなかシュールです。
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■実現に際しての課題:SharpCap上でASI120MM-miniが2個並んで出てきて、どっちがガイド、どっちがメイン側かわかりにくい。こればかりはわからないので、メニュー画面上の並びはポートのCOM**順と解釈し、接続を変えない限りはこの並びも変わらないとして、”運用でカバー(※)”するしかなさそうです。 ※文字に起こすだけで何かトラブルが起きそうで怖い。
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その後、色々やっていると、いつの間にかメニュー画面上で識別子のようなものがついていました。
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いや、でも結局0900って何や。。


気を取り直してASI120MM-miniをEvoGuide-50EDに初めて接続し、昼間の景色を取ってみました。↓
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お、これはASI224MCよりも明らかに解像感あるような。。。
俄然楽しみになってきました!

いつものベンチマークタワーを撮ってみました。
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300%に拡大しても、恐ろしい解像感ではないかと。
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※天体望遠鏡あるあるで、地上の景色見るほうが楽しくなってしまうという危険領域に入りかけている気がします。。

軌道修正も兼ねて、暗くなってから月を撮ってみました。
・EvoGuide-50ED
・ASI120MM-mini
・IR640
・AZ-GTI
・SharpCapの1枚撮り画像をSharpCap上でヒストグラム調整→JPEG出力しただけ
Capture_00001_WithDisplayStretch

今までEvoGuide-50ED+ASI224MCで月を撮ってもあまり迫力ないなーと思っていたのですが、ここまでしっかり解像してくれると、かなり迫力あります!(当社比)
いや、モノクロカメラのポテンシャル凄いなーと初めて実感したのでした。

次は実際の星空を撮ってみようと思います。